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山口博愛病院 職員のブログ

病院、関連施設での日々の出来事や、スタッフのお仕事日記などをお伝えして行きます★

ボランティア活動 その②

東日本大震災から 1年5ヶ月、
あの衝撃は 鮮烈に胸に刻みつけられ
今なお 記憶に新しく 忘れ得ぬものです。

前ページで職員の一人が記事を掲載しましたが、
以下は 訪問看護ステーションに属する
宇野看護師がボランティアに訪れた際の報告です。



被災地活動報告

被災後一年経って行ってみたところは、震災直後の生々しさはなく、
ガレキもきちんと片付けられ、道路も補修がしてあり、
教えてもらわなければここに集落、大きな建物があり、防波堤があったことなども
分からないほどに草が覆い、屋敷の基礎部分も隠してしまっていました。

土砂の上、ガレキの上まで草が生え、
初めて行くわたしには、何処で何が起きたのかさえ分からなくなっていました。

ボランティアに向かう車中からは、
美しい入り江と穏やかな海が見えましたが、
あの狭い入口から津波が押し寄せ、山手の方までの家が根こそぎ持って行かれたと聞きました。


仮設に居る方々のためのお茶っこサロン開催上で、
一人のおじいちゃんが「わたしは毎日釣りに行くのが楽しみだった。あの日から海には行かん!」と
さみしそうに言った言葉。

若いお母さんが「津波が来るから逃げよう!」って近所に声かけしながら高台に上り、
後ろを振り返ったとき「津波なんてこない!」って返事した近所の方たちが
家族ごと流されて行くところを目の前で見た。

そして「もうあきらめないと。」という言葉が心に残りました。

ボランティアに出かける朝、夕のミーティングの後、
釜石ベースで活動しているシスターのお祈りのなかで、
(今日のボランティアとして働くわたしたちが、出会った人々にたいして、
故意に傷つけることなく、自分の口を慎むことができます様に。)
という一文が深く心にしみました。


            はくあいナース  宇野佳子




私たち職員一同、
被災された皆さまに笑顔が戻る日が
一日でも早く訪れますよう
心よりお祈り申し上げます。
[ 2012/08/16 17:12 ] ボランティア活動 | TB(0) | CM(0)
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