介護老人保健施設はくあいで作業療法士をしています柳井 勇樹です。
以前のことになるのですが、去年の6月に岩手県大槌町のボランティアツアー、今年2月に広島県社会福祉協議会が行っている福島県南相馬市のお茶会サロンに参加させていただきました。
震災の報道をみて、わずかながらも自分に何かできないかという思いで参加させていただきました。
岩手県では、側溝にたまった泥(中に食器など日常で使う物が出てきました。)をスコップでとる作業、福島県では、仮設住宅でお茶会サロン(お好み焼きを焼いてふるまったり、足浴や話しなど)に参加させていただきました。話しを聞いていて、津波で近親者を亡くしたり、原発事故で以前住んでいた場所に住めなくなったりと、つらい経験をしているにも関わらず、笑顔で僕たちに関わっていただきました。僕は、体操や3月も近いので、雛人形を折り紙ブロックで作る作業を一緒に行いました。
実際に行ってみて、自分は何もできなかったのではと考えてしまいますが、実際にお話しや作業を一緒に行っていただいたこと、人のあたたかさに触れたことは、僕の貴重な財産になっています。
今後も、何か関わっていければと思っています。